蒲郡地区
海洋レジャー(蒲郡地区)
蒲郡駅と海岸は、300mと近接しており、こうした立地条件を生かした「ポートルネッサンス21計画」を始め、海洋性レジャー地域を形成し、「海のまちづくり」を進めています。
市内にはハーバー・マリーナが点在しており、東海地区最大のエリカカップヨットレースを代表に、数多くの大会が行われています。過去には、わかしゃち国体、ワールドカップや各種のヨット世界選手権大会が行われ、アメリカズカップのニッポンチャレンジチームのベースキャンプ地にも選ばれました。全国でも屈指のマリンスポットであり、生命の海科学館・竹島水族館・竹島ファンタジー館・マリンセンターハウス等の施設もあります。
また、優れた景観や長い海岸線を有し、背後地には三谷、竹島、形原、西浦の4つの温泉地を有しています。
マリーナ施設名 | 収容能力(隻) |
豊田自動織機海陽 ヨットハーバー(海陽町) |
700 |
蒲郡市民マリーン広場(三谷町) | 96 |
西浦シーサイドマリーナ(西浦町) | 100 |
名鉄西浦マリーナ(西浦町) | 100 |
西浦ヨットハーバー(西浦町) | 150 |
犬飼PBS(竹谷町) | 112 |
豊田マリン(三谷町) | 80 |
ラグナマリーナ(海陽町) | 369 |
形原漁港特別区(形原町) | 100 |
三谷漁港特別区(三谷町) | 129 |
東港特別区(松原町) | 49 |
バリアフリーポンツーン
国内初のバリアフリーポンツーン「マンボウ」が竹島緑地前にあります。岸と浮き桟橋をつなぐ連絡橋スロープに工夫を凝らし、傾斜を緩やかにした滑り止め舗装、桟橋部には障害者の乗降に便利なリフターの設置等数々の工夫が施されています。幅5m、長さ24mの浮き桟橋には3隻のヨット、モーターボートが係留できます。
みなとオアシスがまごおり
海の街づくりを推進するため、平成19年4月に中部地方で初となる「みなとオアシス」の認定を受けました。「みなとオアシス」の取り組みとして、年間を通じ、バリアフリーポンツーン「マンボウ」を利用した障害者の方のヨットイベントや音楽イベント、子供たちによるダンスイベントなどを行っています。今後もみなとを通じて様々な地域活性化に取り組んでいきます。
『みなとオアシスとは』
地域住民の交流や観光の振興を通じた地域の活性化に資する「みなと」を核としたまちづくりを促進するため、住民参加による地域振興の取組が継続的に行われる施設として国土交通省港湾局長が認定・登録したものをいいます。
みなとオアシスのサービス
- 基本サービス ・・・ 交流スペース、トイレ、駐車場
- 付加サービス ・・・ マリンレジャー体験、イベント
- ネットワーク ・・・ 他オアシスとの連携
- 防災機能 ・・・ 防災あずまや、防災ベンチ
クルーズ客船の受入れ
蒲郡市には4つの温泉地があり、三河湾国定公園に指定されているなど風光明媚な観光地です。その利点を活かし、クルーズ客船の受入れに取り組んでおり、平成28年10月に「ぱしふぃっくびいなす」、平成31年3月に大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」、令和2年11月に「にっぽん丸」が、それぞれ初寄港しました。今後もクルーズ客船が寄港し、みなとが賑わい地域の活性化に結びつくよう取り組んでいきます。